磨きとコーティング

車を長く『キレイ』に乗りつづけるには、まず車の塗装の『保護＝コーティング』です。

新車であれば、新車の美観を『保護』し『長期維持』することが目的です。
経年車であれば、新車のような美観に『復元』してから『保護』し『長期維持』することが目的です。

新車であれ経年車であれ、車の使用状況や保管状況、日常メンテナンスの方法や頻度など、同じ車種で同じ色でも一台として同じ車はありません。

よって洗車の川上では、コーティングのメーカーやブランドなど特定の種類にこだわるのではなく、お客様のニーズ、それぞれの車一台一台に最適なコーティングを提案し施工させていただきます。

経年車においては、新車のような美観に『復元』してから保護することが大切で、この復元作業にお預かりした時間の大部分を使用します。
復元とはコーティング前の塗装の下地処理の一つで、一番仕上がりに左右される作業であり、同時にコーティングの性能を最大限に引き出す工程です。

塗装の下地処理には大きく分けてケミカル洗浄と磨き作業に分けられます。
大切なことは、どれだけ車の塗装にダメージを与えることなく美観を復元できるかになります。

美観が失われた塗装は、研磨作業によって美観を取り戻すことができますが、同時に限りある塗装を薄くすることでもあります。
車の塗装には限りがあるので、研磨を続けると薄く弱い塗装になり、密度の低下とともに汚れやすい塗装になって塗装の劣化をすすめてしまいます。

研磨によって失われた塗装は戻ってきません。
よってまず特殊ケミカルにて洗浄を行い、研磨無しで美観を損なう付着物や劣化皮膜などを除去して、塗装を無駄に薄くすることを防ぎます。
その後特殊ケミカル洗浄では落とせない付着物や劣化皮膜、塗装に入ったキズを研磨作業にて取り除いていきます。

研磨作業では、それぞれの車の塗装状態に合ったポリッシャーやコンパウンド、バフを使い分けております。
いきなり研磨力の大きいコンパウンドを使用せず、研磨力の小さいコンパウンドで、最低限の研磨量に抑えることで、塗装に与える影響を減らし、オリジナルの塗装肌を守ることを大切にしております。

そして、無傷にすることがすべてではないと考えております。

塗装へのキズやダメージの深さ、劣化状態、膜厚、そして今後の日常メンテナンスの方法や頻度など、メリットの裏にはデメリットもあるということをお伝えして、トータルバランスとしてお客様の『キレイ』の価値観に沿う施工を行っております。

洗車の川上は、乗る人一人一人が感じる、いつもキレイな車を『ずっと長く』乗りつづけられるようにお手伝いさせていただきます。

－新車におすすめ－

【ポリッシュ無しコーティングのみ】

－光沢復元、維持したい方－

【ライトポリッシュ＋コーティング】

4日～のお預かりになります。
光沢などが失われる原因の洗車キズ等、比較的浅いキズの除去レベルのポリッシュですが見違えるほどキレイになります（深めのキズは追いません）光沢重視の「スタンダードポリッシュ」です。
外装重視の施工にて、ドア内側ヒンジ等、簡易清掃になります。

－艶・光沢にこだわりのある方－

【ポリッシュ＋コーティング】